夜想
ひだかたけし

すっきりと夜空、
ぶるぅぶるぅ
コバルトブルー

ガラス戸開けば、

家々 ぽつぽつ明かり灯り
新たなステージ オゥと拓く

 明日にも両足切断されるかも

それは一つの恐怖だ、
私とは先ずは肉体存在だから
肉体存在として感覚自覚されるから

でもそれだけじゃ哀しいんだ、

肉を超え内面の深みから
声コトバ響かせる魂の存在、
わたしは私に感じ観入るから

〈意識のスクリーンに新た改め映るもの〉

瞑目し静観

待つこと愛し、

忍耐と持続力にて待望。



自由詩 夜想 Copyright ひだかたけし 2023-12-10 18:50:08
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