つれづれと俳句
朧月夜
秋雨となりて思いは空に浮かび
留飲を下げて南へ鷹渡る
悲しみに溶けない氷はどこにもなく
どんぐりの転びて惑うわがしるべ
悲しみも秋の宵には消え果てて
木犀の海に沈むは思い出なり
俳句
つれづれと俳句
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朧月夜
2023-11-05 20:04:00