窓の色
水宮うみ
あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから
水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だけ消えている色んな空が
あなたの作る窓に浮かんでいく
自由詩
窓の色
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水宮うみ
2023-11-03 23:39:02