ヨル回ルヨ
水宮うみ
立った 残念、捻挫だった
たった ざんねんねんざだった
白く溶けたい 月に気付いたけど黒し
しろくとけたい つきにきづいたけどくろし
「誰?」眩しい月の中 魚の傷、石踏まれた
だれ まぶしいつきのなか さかなのきづいしふまれた
眠らない夏 暑ないな、ラムネ
ねむらないなつ あつないならむね
自由詩
ヨル回ルヨ
Copyright
水宮うみ
2023-10-17 19:45:58