PRESENCE
ひだかたけし
沸き起こりながら
奥底から響き立ち襲い来る
このなんとも憂鬱に芳しい
逆巻く熱波更に突き抜けながら
爛熟した強度の破裂に継ぐ破裂に
明度増しゆく意識の視界開きひたすら
私という人格の中心破壊されゆくを感じ
激する生動の渦中にて
平静に保たれる一つの視座
斜めに滑落しながら燃え上がり
爛熟した強度の破裂に継ぐ破裂を
受け止め自ら新たに在ること告知する
思考感情意志沸き立たせる力動への確信、
この瞬間に新た改め生まれた私を貫き
ひれ伏す 無限に聳え立つ存在の次元に。
自由詩
PRESENCE
Copyright
ひだかたけし
2023-10-12 18:20:19
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