THRAK16
ひだかたけし
灼熱の慈悲 方位を変えた意識に映り込み
灼熱の許に 一点の曇りなく澄む響き震え
肉体を超え生命体の表象力、
凝縮し
わたしは
生命の息吹きの巨大を生き、
灼熱の慈悲 殻を破りダラリ流れ出た黄身
砂漠の嵐に 曝し白光の扉を開く力を拡げ
沈黙の唸りに
平静を保ち
わたしは
更なる奧処を観る、
荒れ狂い秩序立つ無限の大洋の輝きを泳ぎ
自由詩
THRAK16
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ひだかたけし
2023-10-07 18:20:54
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