詩想13
ひだかたけし
カラッポの天空 只ヒビキの綴り在り
わたしは空飛ぶフライパン
行為努める意志を担う直観
待ち構える共同墓地と永久なる母たち
ヒトマズ鎮まり機能する肉体を背にし
無常なる現闇光の根源を探求しながら
天空の裂け眼開いてヒビキ連なる旋律
このヒヤヤカナ旋律追う私の
行為する意志担う直観的思考
待ち構える遺体焼却炉の扉閉じる残響
ーー・
ヒカリ射し次第溢れる意識の視界にて
ウツル確かな在る
もう一つの私もう一つの世界への確信
死に逝き還る人人人見守りふと訪れる、
静かさこの世界という内なる霊性にて。