詩想13
ひだかたけし

カラッポの天空 只ヒビキの綴り在り
わたしは空飛ぶフライパン
行為努める意志を担う直観
待ち構える共同墓地と永久なる母たち

ヒトマズ鎮まり機能する肉体を背にし
無常なる現闇光の根源を探求しながら

天空の裂け眼開いてヒビキ連なる旋律
このヒヤヤカナ旋律追う私の
行為する意志担う直観的思考
待ち構える遺体焼却炉の扉閉じる残響

ーー・

ヒカリ射し次第溢れる意識の視界にて
ウツル確かな在る
もう一つの私もう一つの世界への確信

死に逝き還る人人人見守りふと訪れる、

静かさこの世界という内なる霊性にて。








自由詩 詩想13 Copyright ひだかたけし 2023-09-16 21:10:06
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