あるパイロット
番田
僕は生きている
街で 遠い この
流れる日々を でも
見る 砂漠に
僕はどこに行くというのだろうか
不安の中で 悟るのだ
戦場の中に存在するのは
自分自身であることを
使い方 供与された車や
レーダーの持つ 捕捉性能
ヘリは戦闘の役には立たない でも
戦闘機だけは必要なのだ
手紙を書いて 恋人に送る
操縦士だけが持てる証のペンダント
どのような 訓練が 明日は
待っているのだろうかと
自由詩
あるパイロット
Copyright
番田
2023-09-14 01:32:46
縦