May
tonpekep

五月は光がとても
新しいものに敏感で

そこにだけ眩しい未来を
産卵させている

私は太陽系の
地球という
小さな惑星に生きていることを誇りに思っている

神様という人へ

明日のことがなかったら
私達は悲しい生き物であるということ
私達はつまり未来の中でしか生きる術を知らない

女の器と
男の予報が
太陽を燃やし続けている
ということを知っているのは極限られた者しか知らない事実だ

埋葬された過去は
月の裏側で
大気圏突入の夢を見て暮らしている
それはハンプティーダンプティーだけが知っていること

そんなことはどうだっていい
そんなことは私達の生活に関係がない
どうだっていい
私達の時間はSEXとEATに貪欲で

射精と受精と産卵

shasei to
jusei to
sanrann

五月は光がとても敏感


自由詩 May Copyright tonpekep 2005-05-14 19:40:52
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