May
tonpekep
五月は光がとても
新しいものに敏感で
そこにだけ眩しい未来を
産卵させている
私は太陽系の
地球という
小さな惑星に生きていることを誇りに思っている
神様という人へ
明日のことがなかったら
私達は悲しい生き物であるということ
私達はつまり未来の中でしか生きる術を知らない
女の器と
男の予報が
太陽を燃やし続けている
ということを知っているのは極限られた者しか知らない事実だ
埋葬された過去は
月の裏側で
大気圏突入の夢を見て暮らしている
それはハンプティーダンプティーだけが知っていること
そんなことはどうだっていい
そんなことは私達の生活に関係がない
どうだっていい
私達の時間はSEXとEATに貪欲で
射精と受精と産卵
shasei to
jusei to
sanrann
五月は光がとても敏感