真っ白な一日(新訂)
ひだかたけし
日がな一日、
謎は謎として在り続け
私は五感という限定携え
逃れる的に魅惑され続ける
光溢れ裂ける瞬間に、
現象する本質を
本質する現象を
掴みかけては取り逃し、
流れる夢の光景を観て
予感に満ちた憧れを
共感に貫かれた力を
持て余しては日が暮れて
今日も真っ白な一日、
優しく無関心に過ぎていく
自由詩
真っ白な一日(新訂)
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ひだかたけし
2023-09-02 16:17:47
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