印象6
短角牛
愛とセックスに溢れた人と
愛とセックスとに無縁の人が
一つ屋根の下 情を紡ぐ
具体的ではない状況に
私は至極 はにかんだ
石のように 何もなく在ればいいのに
長い年月で まろやかに削れゆけばいいのに
愛とセックスを眺めたい人が
縁側から覗き込んでいる
自由詩
印象6
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短角牛
2023-08-26 09:08:43