オンラインゲームについて
武下愛

鏡の中の自分に問いかけている。積み重ねてきたすべてが答えてくれる瞬間がいつか来ると知っている。あきらめないで、でも、あきらめてでもなく。私の中にだけあることだけ。その中から失い得たすべてがかけがえのないものであると知ってく過程で。支えになっていたことだけは確かにあって。黎明たる時間とともに終焉までの間に。できることを少なからず探している。かさなるフラッシュバックは良くも悪くも、作用していて。人生が反映されていく文化の中で。確かに。残った残骸たちを抱きしめて?私にはいまだにキラキラしているんだ。たぶんこれからもずっとそうだとすごく良いな。

ねぇ?おぼえてる?始まった瞬間から楽しみだけを詰め込んだおもちゃ。ねえおぼえてる?好きになってきた言葉。負の感情だって大事にしていたい。かけがえのない存在として私は今を見つめてるの。だって言葉にしないと伝わらないことがあって。チャットって言う一つの文化がいまだにあるんだもの。大丈夫。言葉で伝えるだけがすべてではなく。私にはスキルがあるから。たぶん?そう。たぶん。

教わった瞬間から広がった壁。破壊して回るのは自分で。その先には銃撃戦があった。うたれたそばからめぶいてって。わたしはずっとかべをこわしている。生を受けた瞬間からずっと。私は井の中の蛙だと言い聞かせながら。芽吹いた事で実ったモノを与えることを、恐れたり恐れなかったりしながら。試行回数が結果を連れてきてまた途中経過の繰り返しではあるけれど。計算は無駄のなさで、理詰めですべてが詰まってく瞬間は。パズル。一つはあなたの涙である。

例えば。この両手に抱えられる砂のすべてが失われる結果にならないようにするには。考えてるそばから風に吹き飛ばされて。指の間からこぼれていく砂の一粒一粒に名前が付いていて。私が覚えれるだけ覚えてるすべての残された砂は。私を含めて極わずか。かもしれない。それでも。私は信じているのではなく。何も言わずにずっと終焉のその時まで。待ってるんだろう。

おぼえてることがこわれることをおそれている。
それは幻影であってもトリガーが準備されているのならずっと起こりえるの。

わすれてしまいたくない。
ただのわがままな私

わたしにとってのだいじなそんざいを。
すべて。

言い訳にしたくはない。


自由詩 オンラインゲームについて Copyright 武下愛 2023-08-20 21:55:32
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