軽快
ひだかたけし
破裂する水素の浮遊、
熱せられた鉄板は伸び
連打される削岩模様の光滴
やがて寂れる恋愛残照近付き
曲線の湧出と膨張に伴い上昇する雲海
なんだろう?
笑ってしまう、
わたしにわからない
蒸気に満ちた大気に垂直に切り込む水平線生まれ
荒涼とした大地を削岩機、全ての美醜蹴散らし軽快に生く
自由詩
軽快
Copyright
ひだかたけし
2023-08-10 17:53:01
縦