孤独のトポロジー2
ひだかたけし

青みを帯びた夜の溶解
澄んだ孤独の波動に
見知らぬ人が
心の廃墟を弄んでいた

やがて夜が退き
時がひっそり浅瀬を形造ると、

澄んだ孤独は
何事もなかったように眠りに就き
到来する光の瞬間に
陶然と輝く恒星の顕れを観る











自由詩 孤独のトポロジー2 Copyright ひだかたけし 2023-08-05 16:09:02
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