Untitled
ryinx
『
たとえ どうして 流れを
留
(
と
)
める 事 は できない
時計の 針の
音
(
おと
)
あかい 水 あのときの 紫に 覆われて
過ぎ去っていく その ことを 情景の 景色に 流れ に
押し
留
(
と
)
められ て いる から 過去へ と 戻って いけたなら
あの時 確かに 未来は 。 それから 目線の 瞳の とじる
その 動きに ほんの すこしの 鏡が 映り きえて
見えなく なる 時 それから 遠くを 視ることが できない
過ぎて ゆく この
空間
(
くうかん
)
の なかで
はじめから なにかが
みえ
(
なにも
)
て いなかった かもしれない
』
自由詩
Untitled
Copyright
ryinx
2023-07-07 07:17:51
縦