独り言7.2
zenyama太郎

○「縄文杉の祈り」(改定)

別れた勢いでやって来た
縄文杉の朝もやの中で
私は愛の祈りをささげる

宮之浦岳を越え黒潮を越えて
都会に住む君に届けとばかりに
愛の祈りをささげる

幾千年もの風雪に耐え生き抜いてきた
縄文杉に見守られながら
愛の祈りをささげる

ウィルソン株のハートを胸に
高らかに切々と
愛の祈りをささげる
愛をありがとう!
たくさんの愛を今までありがとう!

私はひとりでまた生きていきます
朝もやの縄文杉に抱かれて
私は再生を誓う


自由詩 独り言7.2 Copyright zenyama太郎 2023-07-02 06:46:16
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