One Day
空丸
夜
月明り
独り暮らしが始まっていた
絶望も希望も寝静まり
生活が一つ転がっている
朝
目が覚めて思う
生きていた
しかも快晴だ
何にもないので
布団を干した
昼
近所から揚げたてのコロッケが消えた
空地になっていた
いろんな思い出も一緒に消えた
引っ越そう
自由詩
One Day
Copyright
空丸
2023-06-22 20:33:26
縦