単純に愛したかった
ルルカ


もう
随分長い間
自分を
探していた
気がする

自分が
見えなくて
泣きたくなる
そんな夜を
こえて
これたのは

あなたが
いたからだよ

その手が
温かくて
泣けてきた

優しい温もりが
私を包んでいた

もう
いつ 生まれたとか
いつ いなくなるとか
関係なく

いま
あなたを
好きな私を
ただ
単純に
愛したかった


自由詩 単純に愛したかった Copyright ルルカ 2023-05-11 16:02:45
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