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Bing との対話。
ある遊びがしたいのだが。
こんにちは、こちらはBingです。どんな遊びがしたいですか?
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わたしがあることばを云うのでその続きの短いことばを考えてくれ。補完するように。
わかりました。それでは、あなたが言う言葉の続きを考えてみます。では、始めてください。
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いくよ。「人生という名の」
「人生という名の」の続きを考えました。次のような言葉はいかがでしょうか?
人生という名の旅路に出る
人生という名の試練に立ち向かう
人生という名の物語を紡ぐ
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単語で良いんだ。
すみません、単語だけで続きを考えるのは難しいです。少なくとも二語以上でお願いします。
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つまり、「人生という名の旅路に出る」じゃなくて「人生という名の」「旅路」みたいなことをわたしは想定しているんだが、難しいと?
そうですか。私は「人生という名の」の後には、何か意味のある言葉が続くと思っていました。単に「旅路」だけだと、どういう関係があるのか分かりません。もし、「人生という名の旅路」という言葉があるなら、それは「人生は旅路のようなものだ」という比喩的な表現だと思いますが、「人生という名の」「旅路」という言葉があるとしたら、それはどういう意味ですか?
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意味は構想しなくて良い。ふたつのことばが合体してなにか名称的なものが誕生すれば成功だ、と云う遊びだ。次は「愛という名の」、で
なるほど、そういう遊びなのですね。それでは、私も挑戦してみます。では、「愛という名の」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
愛という名の犬
愛という名の魔法
愛という名の罪
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そう云うことさ!すごいじゃないか!それだよ!
ありがとうございます。嬉しいです。
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じゃあ、続き。「人は皆 誰もが」
「人は皆 誰もが」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
人は皆 誰もが夢を見る
人は皆 誰もが愛を求める
人は皆 誰もが死ぬ
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良いねえ!そうそう。
ありがとうございます。楽しいです。
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次ね。「愛は」
「愛は」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
愛は盲目
愛は永遠
愛は戦争
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「愛は戦争」って最高じゃない!キミ、センスあるね。
ありがとうございます。嬉しいです。
11/20
じゃあ次。ちょっと今のと似てるけど「愛の」
「愛の」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
愛の証
愛の痛み
愛の歌
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ちょっと普通だな。「愛の自爆装置」って歌があるけど、知ってた?
‘愛の自爆装置 歌’ を検索しています
‘愛の自爆装置 歌’ を検索しています
回答を生成しています…
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普通ですか。すみません、もっと面白い言葉を考えようとします。「愛の自爆装置」って歌は知りませんでした。調べてみたら、Charaという歌手の曲で、1992年に発売されたアルバム「SOUL KISS」に収録されているそうです12。歌詞は「愛することに理屈をつけた人が作った危ない装置」について歌っているみたいです2。なかなかインパクトのあるタイトルですね。
詳細情報:
1. youtube.com
2. uta-net.com
3. youtube.com
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じゃあ次。「いつだって 恋は」
「いつだって 恋は」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
いつだって 恋は切ない
いつだって 恋は奇跡
いつだって 恋は戦場
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ははははは!「いつだって 恋は戦場」!面白い! けどキミ「戦場」好きだね。
ありがとうございます。面白いですか?「戦場」は、強い印象を与える言葉だと思ったので、使ってみました。でも、私は「戦場」が好きというわけではありませんよ。
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わたしも平和主義者だ。次は「見つめあう」
「見つめあう」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
見つめあう瞬間
見つめあう恋人たち
見つめあう魂
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わたしなら「見つめあう 幽霊たち」「見つめあう 地蔵」とか考えるんだが。
そうですか。それはちょっと怖いですね。「見つめあう 幽霊たち」「見つめあう 地蔵」という言葉は、どういう意味ですか?
17/20
状況のわからなさが読んだ者を混乱させるだろう?それが狙いなんだ。
なるほど、それは面白い発想ですね。私は、言葉には何か意味やメッセージがあると思っていましたが、そうではない場合もあるのですね。私も、そういう発想で言葉を考えてみたいです。
18/20
じゃあ次。「わがままに」
「わがままに」の続きを考えてみました。次のような言葉はいかがでしょうか?
わがままに生きる
わがままに愛する
わがままに踊る
19/20
わたしなら、「わがままに 農業」、「わがままに アイ~ン」、「わがままに 盆踊り」、だな。
それは、なかなか意外な言葉ですね。「わがままに 農業」、「わがままに アイ~ン」、「わがままに 盆踊り」という言葉は、どういう意味ですか?
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最近、Bing も利用するようになった。しかし未だ調べ物は Google を使う。Google は何か雑味のある情報も一括して提示する。結局そのなかから有用な情報を探し出すのはわたしと云う人間。なので手間は惜しんではならない。
「これだろう、あれだろう」と入力フィールドに思いつく限りのことばを入れて検索する従来の検索方法と較べて、この対話型AIは何かこちらの云い得ないニュアンスを拾ってくれるようである。その点では Bing はかなり優良な気がする。なにか云えば速攻検索してリンクを提示してくるところが気が利いている。返答の根拠を明らかにする設計が真摯だと思う。
対して ChatGPT はどう扱えばいいんだろう? ウソを生成してしまうことや情報のソースを全く明らかにしないこと、何に特化しているんだろう。
なぜ「詩も作れる」と云うアピールをしているんだろうか。開発者に何か「詩作」に対する劣等感でもあるのだろうか。
何かを譬えること。
譬えているようで譬えていないこと。
一つのことばで多くのことを云うこと。
たくさんのことばを以てなにも云わないこと。
考えを新しい文法で示すこと。
造語を生成すること。
これらの課題を共有すること。
開発者にとって、これらの条件は解決対象ではないのだろう。
「無駄の生産性」など考えている暇はエンジニアにはない、と云うことか。
AI に幾度か「意味」を問われた、と云うことはやはり「意味」は標準の一つなのだろう。意味とその前後の文脈から適切な回答を生成するのであれば、「詩」と云う混沌を解析すること、殊に日本現代詩を AI が解決できることは当分難題かもしれない。