夜に会えば
赤錆
鼓動にはねる指先に
股を伝う汗にさえ
感じるままになる鈴の
ような
おはようから始まる
いつもの夜
遊びに歌に飲む店に
頬を落ちる涙にも
スクイの手を出す人の
愛に
またねと手を振る
いつもの夜
自由詩
夜に会えば
Copyright
赤錆
2023-04-27 15:41:26