EMAK-BAKIA
墨晶
- impromptu
風の
惑星
(
ほし
)
の午後
不意の凪
スケルトンコーストに
一滴
(
ひとつぶ
)
の
雨が降った
笑顏の空が
「ヌトゥシェパ・・、ヌトゥシェパ・・」と囁く
オベリスクを背に乘せた脚長の象たち
カーテンが
はためく
帆船のように
白い開襟シャツが
眩しい
砂上に足跡をつけて
獨り
步く
ア・バオ・ア・クゥが寄り添う
夜を待って
自由詩
EMAK-BAKIA
Copyright
墨晶
2023-04-17 19:42:27
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