静観の時に(改訂)
ひだかたけし
水の色する春の空
静か独り、浜辺に立つ
群れる者達、エゴイズムの海
逃れ、打ち寄せるイメージの波
浮かぶ波間の混沌は
思考の光に照らされて
弾む言ノ葉、生動の渦
境界を溶かし、大地を洗う
大洋を照らす太陽は昇り
燃え続けるその営みに
忍耐と持続を改め倣い
内鳴るヒビキと高揚に
鮮烈な次元、おぼろ観る
自由詩
静観の時に(改訂)
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ひだかたけし
2023-04-13 16:22:32
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