夜想37〇瞬間
ひだかたけし

響き鳴るか、
歌い成るか、
瞬間、瞬間
新たに新たに
生まれたての
生々しさに

夏に雨降り海を泳ぐ泳ぐ イルカのように

響き歌うか、
鳴り響くか、
瞬間、瞬間

知覚し即認識し

瞬間 時を裂き開き、

持続する意識の舞台 生動する永遠を呼ぶ。





自由詩 夜想37〇瞬間 Copyright ひだかたけし 2023-03-25 21:43:34
notebook Home 戻る