独り言3.7
zenyama太郎

○「かかりつけ隣人」
かかりつけ医が必要なように
かかりつけ隣人も必要である
ふだんからあいさつを交わすなどして
仲良くしておくことである
困った時だけ助けてくれ!といわれても
難しい

○「もてる男」
女性はおしゃべり好きだから
よく聴いてくれる人を求めている
よく聴いてくれる男は
女性にもてている

○「画面夫」
僕は
女房の顔はみないで
スマホ画面のほうを
よくみている
時々女房が
「何をそんなにみているの?」と尋ねる

○「薬」
友人が
同級生の飲み会で
「俺は薬はひとつも飲んでない」といったら
みんなから驚かれたと話した
薬のおかげで生きている
人が多いようだ

○「下り坂」
子ども時代は
できないことができるようになっていく
上り坂の過程であるが
年寄りは
できていたことができなくなる下り坂の過程である
従ってまだできることの方へ目を向けて
生きていかなければならない
まだ走れる
まだ歩ける
まだ座れる

○「格言」
「体型のくずれは生活の乱れ」

○「隠す」
うちの女房は
なぜわからないが
いくつになっても
尻を隠したがる


○「まなざし」
愛はまなざしの中にある
あなたの瞳に映る
私の愛のまなざしに
私が出合う










自由詩 独り言3.7 Copyright zenyama太郎 2023-03-07 08:34:40
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