夜想30
ひだかたけし
まるで異界の響き聴くように
進む時間、縦割りにし
その瞬間 切断面、
あらわになる
夜、
意志の未知の意味
ふと 炙り出され
浮き上がる、
ピカソがボウイ*が次々と
表現をチェンジし
己の大地を
その都度つくり
安らぎ暴れ
発信したように
この無常、貫く絶対性
次々直観し詩想する
ああ 風、吹く
風、ふいている
常に絶えず つねにたえず
*ボウイ、は David・Bowie のことです、念のため。
自由詩
夜想30
Copyright
ひだかたけし
2023-03-06 22:13:17
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