独り言2.21
zenyama太郎
○「梅の花」
だらだら長生きするよりも
たとえ短くても美しく死にたい
いや、だらだらでもいい
この世にはまだ未練がある
まだやり残したことがある
いやいや手塩にかけて育てた息子たちからも
邪魔扱いされるなら
ボケないうちに早く逝ったほうがいい
冬の寒さに耐えて
今年も梅の花が美しく咲いている
ゆれ動く老いの心
自由詩
独り言2.21
Copyright
zenyama太郎
2023-02-21 07:19:50