難しい話
SE2

君のヘアセットが僕の体の中を流れていく
洋服もそして君の言葉も流れていく
それを君と言うことも出来るが
僕は時々思う
それは社会的価値の代弁なのだと
社会的価値は不自由で僕を悩ませる
その鎖から逃れたい
もっと大切なことがあるのだと
そう言おうとして君に視線を向けると
君は優しい笑顔で僕を見ていた
僕も何故か暖かな気持ちになって笑う
難しい話は必要ないね
君の笑顔は素敵さ


自由詩 難しい話 Copyright SE2 2023-02-09 05:48:24
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