ピクニック
ひだかたけし

三角が揺れている、

陽の光
火の熱

直線が貫き入る、

造形の湾曲
遠さの感覚

ねばってねってこねくりまわし
造形力動し隆起し流動し木霊し

濃密な茫漠、茫漠の密度
荒れ狂い粛々静まり返り

ノンセンスの響き ひたすら、

響き渦巻き
響きの余韻

酔い舞い上がり、




遠い思い出のように

三角は揺れている









自由詩 ピクニック Copyright ひだかたけし 2023-01-23 18:13:08
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