one love
ミナト 螢

抱いてくれた夜は
背中に羽根が生えて
どこまでだって
飛べると思う

時間に割かれた空を
見上げながら
星座よりも近くに
君を感じている

何も聞こえない街を
僕等の息で汚していく

体の中で
骨が鳴いている
とても深い場所に
愛を置いたから


自由詩 one love Copyright ミナト 螢 2023-01-21 17:52:24
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