うたたね
暗合
ふわふわとうかんでいたんだ
すきまからひかり
うみはきっとちかいだろう
なんじかんでもあるいていける
かいだんをのぼっている
くらいからどこまでつづいているのかわからない
じつはおちつづけている
かもしれない
おとうとはわらっていた
きゃっちぼーるはゆうやけまで
ぼーるをなげる
ゆくさきをぼくたちはしらない
つめたいこおりをつみあげて
あさになってものこっているような
まほうがほしい
きっとぼくもうごけなくしてくれるから
けいしゃがはげしい
自由詩
うたたね
Copyright
暗合
2023-01-17 02:23:52