どうにも僕にはわからないみたいだった。
暗合
なにかを言いたいところだったけれど、
何も言えなくて、動かずに立っていた。
蛇は数えきれなかった。優しさの理由
は一筋の谷間、千年前に水が流
れていたんだろう。桜はまだ
咲いていない。(人跡未踏)
(31.5億のバラが咲いてた)
」ていたのか、知っていますか。」
「地面の裏でずっと、あなたの足音を聞いていた。
少しずつ小さくなっていた。
暗い闇の中でミミズを踏んだとき、
愛を少しずつ削って、地下水を作っていた
あのとき、僕がなにをし」、
殺し、
踏みつけにして、ニヤニヤ笑った
僕らの青春が間違っていたなら、
永遠に牢獄で坐禅して、足音聞いてりゃいいんだろう。
穴を、
掘れ。深く、突き当たったら、
額から流れた血は、僕はそれを信じたい。