どうにも僕にはわからないみたいだった。
暗合

なにかを言いたいところだったけれど、
何も言えなくて、動かずに立っていた。

蛇は数えきれなかった。優しさの理由
 は一筋の谷間、千年前に水が流
れていたんだろう。桜はまだ
咲いていない。(人跡未踏)
(31.5億のバラが咲いてた)
」ていたのか、知っていますか。」
「地面の裏でずっと、あなたの足音を聞いていた。
少しずつ小さくなっていた。
暗い闇の中でミミズを踏んだとき、
愛を少しずつ削って、地下水を作っていた

あのとき、僕がなにをし」、
殺し、
踏みつけにして、ニヤニヤ笑った
僕らの青春が間違っていたなら、
永遠に牢獄で坐禅して、足音聞いてりゃいいんだろう。

穴を、
掘れ。深く、突き当たったら、
額から流れた血は、僕はそれを信じたい。


自由詩 どうにも僕にはわからないみたいだった。 Copyright 暗合 2022-12-29 19:38:20
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