瞬間の裂け目に、澄む。(改訂)
ひだかたけし

ピーナッツ食い散らし
焼酎ちびちび飲んでたら
いつのまにか
肉体の熱、戻り
でも何かが変、
脳髄痺れたまま
意識、鮮明に

向かいの家の橙の灯り、点り

今夜、音楽に浸らず
自らの思考の霊性、
深く深く感じ入り

進みゆく時に開ける
瞬間の裂け目に、
澄む。






自由詩 瞬間の裂け目に、澄む。(改訂) Copyright ひだかたけし 2022-12-16 20:14:42
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