こいねがう
ひだかたけし

木星、輝いて
夜の冷気に

橙色の灯り
向かいの家

スッとする、すっとするんだ
わたし

またピーナッツ頬張りながら

夜の深まりを
感じ 静まり

未知の明日を 請い願う
未知の輝きを 恋い願う

震えながら、恐れながら




自由詩 こいねがう Copyright ひだかたけし 2022-12-12 22:15:59
notebook Home