太宰 治と言われても   
ダンテ カフカ ランボー


辛くとも 悲しくとも どうして  

私は 生きていく 
 

生まれた からには 生きていく 

そう 考えたら 単純だけど 

 

とっても 辛い時には どうして  

生まれて来たのかと 思うこともある 

 

生まれて きたから 生きてゆくのか 

それは ちょっと 違うと 思う 

 

生きてゆくのは やっぱり たのしくないと 

生きられないのでは ないですか 

 

死にたいと思うことが 毎日続いて 

生きているのが いやになって しまうことも 

よくある ことで 

それでも 生きてゆくのは 死ぬのが  

恐いからだろうか 

それは もちろん 恐いのだが 

それだけでも なくて 死ぬのは  

敗北だと思っていて 

生きるのが 正しいと どこかで 

思っていて 

辛い 辛いと 言いながら 

馬鹿だ 馬鹿だ と まわりの人から 

言われても それでも 生きてゆく 

それが 何か 正しくて 

やっぱり 死ぬのは 恐くて 

それでも 生きていこうと 思う 

 

お前は 馬鹿だ 

太宰 治だと 言われても 

それでも 頑張るのは 生きることが 

やっぱり 好きなんだ 

 

生まれた からには 生きていこうと するのが 

正しい道だ 

 

やっぱり 生きて 行こう この先も 

つらくとも 

馬鹿だと言われても 

よく あれで 生きていけるなあ と 

あきれられても 

太宰 治だと 

馬鹿にされて 言われても 

やっぱり 僕は 生きて ゆく 

太宰 治だと 言われても 

気にしないで やっぱり 僕は いきてゆく


自由詩 太宰 治と言われても    Copyright ダンテ カフカ ランボー 2022-11-11 17:36:35
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