人生のある一日
ひだかたけし

夜が明けるのか
日が暮れるのか
判然としないところに
留まっている

気楽に、穏やかに
心の深みに臨む
意識が覚醒する
静謐な孤独に包まれる
眼前の世界が
鮮明な輝きに充ちて
広がる

人生のある一日

すべては去り
すべて失い
肉体は病み
命だけ鼓動を打つ

僕は
立ち上がる世界の実在感、リアルに
驚き、それを愛す

宇宙は、霊性に充ちた世界はまだ遠いけれど
いずれ
思考の視界に入るだろう
との予感がある

そう
世界は宇宙は遠いのだ
けれど、いずれ
分け入り掴み取る
直観的思考によって

世界は宇宙は
心の深みから
沸き上がる懐かしさに
鮮明に浮き上がり光を放つ

僕は驚き愛している
人生のある一日に

人生のある一日に
出逢ったあらゆるものの
瞬間の光景が閃く










自由詩 人生のある一日 Copyright ひだかたけし 2022-08-06 19:46:25
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