夏目漱石が小説を書き始めたのは38歳の時だった
ひろのふ
ひきこもっている時間が 空白期間だなんて
なんとナンセンスで 人間理解に乏しい意見だろう
表面上の姿だけに 惑わされてはいけない
人それぞれ 辿ってきた道が違うだけで
蓄積されてきた物は どれも確かな熱量を持っていて
全てがダイヤモンドのように 光り輝いている
自分の過去を省みて 引け目を感じているとしたら
それこそがチャンスそのものだと 俺が胸を張って断言しよう
一見すると欠損に見えるものが
とてつもない爆発を引き起こすことが あるものだ
年齢なんか気にすんな 自分の直感を信じて
己の内に眠るドデカい三尺玉を 大空に向かって 打ち上げるんだ
大輪の花が夜空に咲き誇る未来が
今か今かと 俺たちを待ちわびている