〈あなたはあるの?〉を横目に神誕(うま)れてみりゃれ?
大゜揮∞ ₎ぴろき∞₍
‐
揺らめいて元通り、ツキの全部は月より日なたに、
勲章を燃やすとミニカーみたいに離れ離れ、
どこかの遠ゐ旅団が、めかし込んで返って來るんだ.
(心配しなくても、誰しも誰とも同じやふにはやれなゐんだよ。)
やれやしなゐ、非武装地帯でギッチョがユニセックスな記号を讃える。
世界少女と短距離走としての詩。
AはAの逃げ水。
揉水、素格
空調が、それと理解らなゐほどに、快く効いた室内、
一字一字がナゐぐらゐに、
ことだまが、被感者に受得されるのを、待ち、
玄関前のマットの上で、
雨として受けた光を滴り昴(のぼ)らせる、
Squareで、星₍ぁゕ₎るさの超限を擦り足でゅく、
彼らが無限前世ゕらの、
少乙ゕ゛、心裡に香炉のゃふに抱く、
脆くぼろゐ、
世界ゕらの彼ゑの、
贈り物としての天命でぁる、
われかけた遺稿を恋す、
無縫の、
それ以心先にも後にも、
背もたれが無いたましひが、
今にも山河をきず口からのぞかせる、
龍峯を、ゐのちゑ染ませ、
自分が水埖でもあったことをこめかみの奥でも𨗈₍をも₎ひ出した、
ゆくさきしかない少年のやうだ、
デヂタルが両生類な質性を生きてゐること 。
quill
ほぐれてゆく顏、だゕら、brain-child.
“時間ダヨ”と肉ゕ゛云ふ、身体が、星土と、引き寄せ合ふ。
にくたいを宇宙ゑ還したら、星空へ霊は帰れるのだ。
ヒトより素晴らしゐ名付けられゑなゐそれを信仰してゐるから、
霊魂を肉体から解放する行路を生きてゆくことにした 。
周りはクライオニックスで、半永遠を生きてゆくとゐうが、
僕は本当の永遠ゑ還って、
存在する存在よりも世界を超えて愛する実体、
運を真実に委任して、
もう二度と振動しなゐ感動に、
無ゐ体を零から作り直してゆきたゐ.
高揚と不安、恍惚と希望、神秘への眩惑、離世の刻ゑの。
そんとき、どうして、「海」へ向かうのだらふ?
どうして、向かふのは「海」なんだらふ?
〔時の外ゕらのㇰㇿゥㇽ・ァゥㇳ、それゕ゛、産まれるってこと、
散華時禱のキネマ、カプセルへねじ込んで、〕
最初の星の種をholosocietyゕ゛、
その特定の4th-culture-kiddoに接触したのは、
その仔か゛oceanonを盗んだゕらじゃなゕった 。
もとゐ、パリュは走れはしたが、トベるほど頑強な躯ではなゕった。
無論、人外としてのtraitsは、
異母兄弟の脈都(パルト)や、クランのヱース、埖於(ゴミヲ)に、席をあけ渡すとして、
ユヅルが、憂慮したのは、その子のPhalangeneの、
祈りを識らなゐ突発的な“叫び”のことだった。
都森/都芯の、だだっぴろゐデソレヰションの、
その、手持ち無沙汰が、そのそれだけのそれこそが好きだった、
クランの面子は、
とゐふのは、Kiddy-trashの総体としてのみんなは、
兄者としてのTool(とをる)、ゕ゛、話す、
〈し〉、と、Tool(とをる)が呼ぶ、
“超球体”、“謎文字”、“薔薇神”、と、“虹蟲”の、
四叉の核力ゕらなる、どんなちいさな無限小も、
どんなおおきな無限大も、それで構成されると云われる、
万物のビルヂング・ブロックとしての、“トーラス”という神聖図形を意味する、
フランカヂュアルに砕けた、ツウの間では、お決まりのスラング、
“Oceanon”、
が表象する、物性の、
hylozoicに滿ちた心質/心悉の真価に、想像するたびに胸おどらせていた。
砂の中のVHS、
Y字形チューブ、
幼きものがうたふはひかりやわき踏み足なり、
(理性は故郷を一度でもうたふことがあったか?)
形のもとに色おぎなえば、
世の限りに、生の結果としての像が、うずたかくうねり、搔い潜って飛ぶ、
そこに薔薇文字のふきこぼれ、
蛍火を煌き、
コトバを忘れた詩人、
夢のなかの目覚め、
二度とない物語の欠落、
が、
助けられなかったはずの微瑕、
を、
年を経た貌形には、
詩の味わゐに宿る、
滅びゕらの目くらましを想ゎせる、
用立ての無さに組み伏された、
まどろみに磨かれた千切り絵への一指一指の、
渡し舟に似た飾り气の無さ、
野良機械₍サケル・マシン₎は針金、心電図波形の
閉じ繋げに切り口を天日にさらす、
未來季の詩人性質は献花に富む、
月に陽力を見出すほど、
夜に蕩蹂したヲㇾだけど、
Pro-enabling (super-challenged
嫌われ者のうた
Savory Poem/芳醇な詩
ⅰ.
Savory Poem、芳醇な詩を、
小脇に抱えて、小走りに駆ける男がゐる。
ゐや、小脇に抱えてゐると見えたが、
彼の魂が、肚の底から、あふれてさふ見えるのだった。
十数年來の詩歴の搾精のカチコチを、
涙誘ふけなげさで、
果敢にほぐそと試みる、
併走者のゐなゐ忘れてしまいそうなレースに
しあわせの意味さえ問わなかったはじまりを沁ませに、
今をも忘れて走りたゐねン.
ⅱ.
きょうもどこかで詩が書かれてゐるとして、
それをさえ詩におさめやふと計略₍はゕ₎るをとこがゐる。
へびがあまりにもおおきゐと、
足を付けても、それは蛇足とは呼ばれなゐで、
リュウと云ふ。
くちなわのなわを外してリュウになれ。
(かわゐらしゐヤツにネ。₎
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