渇れ果ててなお
花形新次

外界と遮断して
現実逃避して
正義でも
真理でもないことを
後生大事にして
下らない自称詩を書き連ねている奴らを
絶滅させるために
人生を費やすことの
無意味さに気付いたとして
それを止めることは
今更許されないのだ
自称詩人的人間が
立て籠り犯や放火犯の予備軍であることは
疑いようがないのだから
自称詩人的人間がいなくなる世の中
それが実は参議院選挙の陰の争点であることに
気付いている人は多い

俺は渇れ果てている
残されているものはゼロに近い

それでも反吐が出るような
お前ら自称詩人を絶滅するために
残りの力を費やすつもりだ


自由詩 渇れ果ててなお Copyright 花形新次 2022-06-22 18:13:26
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