独り言6.20
zenyama太郎

○「職場環境」
仕事はいいんだけど
隣に座っている人とうまくいかないから
もう辞めたいという
隣の人にあたし大分嫌われているみたいだという
しばらくしてまたかかってきた
隣の人とはうまくいくようになってきたんだけど
今度はできそうにない仕事を頼まれたので
辞めたくなったという
僕に聞いてもらうといつもほっとするといってかけてくる
実は僕も辞めたいんだけどとはいえなかった

○「視力検査」
眼科医で視力検査を受けた
はっきり見えないけどといいながら
勘でいったら
次々とはい、そうですといわれ
「1.0です」といわれた
ほんとにこんな検査でだいじょうぶなんだろうか

○「新緑登山」
山ガールの尻に引かれて
登っていったらスムーズに頂上に着いた
頂上に着いて山ガールの顔を見たら
立派なおばさんだった!

○「悩み」
誰にもいえない悩みは
性の悩みであろう
性というものは
なかなかやっかいなものである
若いときほど旺盛ではないが
年を取っても消えない
やりたいと思っても
相手を間違うと
とんでもないことになる
ワイフであっても
一方的というわけにはいかない
性の不一致は離婚の大きな原因になるだろう
自慰は手軽だが
爺が自慰してもむなしさが募るばかりだ

○「人間として生きる」
考えてみれば
人間として生きることほど
難しいことはない
犬や猫のように
ただ食って寝ていれば
犬や猫になるというわけにはいかない
この高度な文明社会に生きるには
高度な知識や判断力、自制心、行動力、
そして人を信じ愛する力を身につけなければならない
人間として生きるということは
とても難しいことなんだと
改めて思うこの頃

○「古稀」
人間は何歳ぐらいまで
生きるのが一番いいのだろうか
自分の健康だけでなく
若い世代や家族の負担も考えると
何歳ぐらいが
一番いいのだろうか
古稀というぐらいだから
70歳はもう生きすぎなのかもしれない


自由詩 独り言6.20 Copyright zenyama太郎 2022-06-20 08:26:44
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