怖い話(18禁)
らどみ

詩がなんだかわからないまま
剥き出しの言葉を読むのは危険なので
完全防備服を着て読みます

告白に近い言葉を懺悔室に耳をそばだてて
聴いている罪悪感がありますので
防音耳栓をして読みます

知らない他人の人生の怨念の塊が
目に焼きつかないように
サングラスをして読みます

読み終わった後は
あなたの言葉が心に固まらないように
全身消毒の後、
熱いお風呂に入って流して忘れます

被害者が出てから(では、遅いから)
なんの抵抗もなく
詩みたいなものを書いたり読んだりするのは
禁止しないといけなくなるのでしょうか

詩は麻薬ですね

悪質の詩みたいなものを書いたり読んだりする違法な行為は
麻薬Gメンのマターなのでしょうか
いくつも、何十と読んでしまつた私たちは私立麻薬Gメン気取りの
ヤク中患者、とはおもいたくありません？

君らは詩毒素専門研究者だからいいのでしょう
君らは詩独白専門牧師なのでいいのでしょう
君らは詩朗読専門俳優なので良いのでしょう

私たちプープルは剥き出しの言葉には勝てないのです

なんて、涙活ならぬ、今週のポエ活でした〜〜^^//

が、
落ちならば、
悪夢もみまいが、
現実社会とすら繋がっているから、

怖い怖い