最後に
こしごえ

ごめんなさい
私が悪かった

最後にも言うつもり。

宇宙が生まれた時には既に
この命は欠けていたけれど、
宇宙の魂という命は
私の命とつながっている
だからか
夜の闇に浮かびあがる
星々の光が遠くても
懐かしい声が聞こえてくるのです。

善く善く考えてみれば、
はじめから私は悪であった。そして
悪に肯定される私の悪 しかし
悪や善というのは
ヒトが言うことよ

ひらきなおってなおるのか
ごめんなさい
私が悪かった
だからこそ最後の最後に
ありがとう と言いたい
夜の闇に浮かびあがる
星々の光が遠くても
懐かしい声が聞こえてくる


自由詩 最後に Copyright こしごえ 2022-05-14 13:28:36
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