黄金
ひだかたけし

人が
歩いている

曇天の街を

霊性がそこいらを
飛び交っている

初夏の清々しさだ

たましいは求めている

この辺境の街角から
自由に飛翔する
その時を

時はやがて
死と共に到来する
黄金に輝く
永遠を誘い

人が歩いている

曇天の街を

霊性がそこいらを
飛び交っている

初夏の清々しさだ











自由詩 黄金 Copyright ひだかたけし 2022-04-24 12:52:14
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