たそがれおれんじ
秋葉竹




たそがれよいときこころも濡れる

あおぞらゆく春みあげて歩く

うたをうたって笑うあなたの

しあわせいろのみらいが視える

この街いっぱいおれんじそまった

空からきこえるやさしいめろでぃ

りゆうも無くてもやさしくなるから

だれかちょうだいしあわせの風

歩調ただしくあるくすがたに

あこがれちゃってる好きすぎなんです

たそがれ人影はないちもんめ

とじたこころをそっと読ませて?

ヘブンズドアじゃあ無いけれど

天国ゆきたいゆめなかふわふわ

どんな血がふるふるえるのどもと

掠れてしまったあかるいうたごえ

やさしさわすれた瞳をかくして

たそがれしずかなゆめみて眠りな



生きているのがずるいとか

わがままだとかいわれる覚悟で

もういくつだけ眠ればいいの?

なにももたない、なにもいらない











自由詩 たそがれおれんじ Copyright 秋葉竹 2022-04-23 08:54:01
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