ruruka


傷口を見せていた頃
母に手当をしてもらって、、、

今は 誰にも見せない
心の傷さえも、、、

自分でなんとかする
頼るのは自分だけだと
言い聞かせていた

そんな強がりを
アナタは
たやすく見抜いた

そしてアナタは言った
心の傷だって
体の傷みたいに
ちゃんと手当をしなくちゃ治らないよ?

私の目からは 大粒の涙が
こぼれ落ちた

アナタは優しく
私を抱きしめてくれた

嬉し過ぎて そのぬくもりに
安堵した



自由詩Copyright ruruka 2022-04-12 13:07:39
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