LEFT ALONE
板谷みきょう

夢の色にしがみついて 
ヘラヘラと笑った影
擦り減った靴音は 
忌まわしい風が奪い去る
憧れもない癖に
身勝手に傷つきながら
切なさに叫びたくて
全て人のせいにしたAh
臆病な魂がペテン師と手を組んでOh
空回りの哀しみが俺に付きまとう
Ah
躊躇いながら ときめきに戸惑う
素直に言えた言葉すら 嘘に代わる
思ったままに 生きてる振りして
見つめて信じて求めて残された
もどかしい俺はLeft Alone

時の流れに手が届けば 
クネクネと曲がった道
波打ち際の足跡は 
寄せ返す波が消し去った
巡り合うために
優しさに逃げ込みながら
とめどない渇きに
いつか君と歩いていたAh
すくんだ心にもがいて
温もりを抱きしめてOh
剝き出しの含羞みに俺は怯え続ける
Ah

涙の色を思い出そうと 
ボロボロで歌った街
深く刻んだ季節も 
夜の闇に紛れ込む
なだらかに転がる
愛しさに躓きながら
かけがえのない光に
いつも焦がれ続けてたAh
ため息交じりに
淡い想いに自惚れてOh
時代に喘いで俺は汚れ生きてる
Ah
躊躇いながらときめきに戸惑う
素直に言えた言葉すら嘘に代わる
思ったままに生きてる振りして
見つめて信じて求めて残された
もどかしい俺はLeft Alone


https://youtu.be/tcP1pkFsUII?list=PLIuClJsSGfGIn-9AAF91YD5qiulJMg18b


自由詩 LEFT ALONE Copyright 板谷みきょう 2022-04-03 10:34:19
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