自由律俳句 2022.03.03(木) 夕べ
田中恭平


ひとり 銀河にひとりとなり

荒れた手もはたらいた手だ

甘味のない夜の居間、炬燵

おこずかい帳ひさびさつける夜が永い

水を見習いこころ透明にしてゆく

 


俳句 自由律俳句 2022.03.03(木) 夕べ Copyright 田中恭平 2022-03-03 20:31:39
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