自由律俳句 2022.02.26(土)
田中恭平


困窮しつつ安い煙草がやめられない

妻を寝かしつけ壁に語るのか

しんじつ空っぽの私、純、であろうとする

春寒し五本の指の痛みよう

耕しのいつかをおもう手をいたわる

 


俳句 自由律俳句 2022.02.26(土) Copyright 田中恭平 2022-02-26 07:08:41
notebook Home 戻る