残り火
zenyama太郎
髪がふさふさしていた
あの日に帰りたい
肌がつやつやしていた
あの日に帰りたい
妻と手をつないでデートしていた
あの日に帰りたい
バリバリ仕事をして飲んで騒いでいた
あの日に帰りたい
いやいやもうたくさんだ
思い出だけで十分だ
後は残り火のように過ごそう
自由詩
残り火
Copyright
zenyama太郎
2022-02-08 08:57:49